好きなアルバム、その2
好きなアルバムの、知識とかそういうのまったくなしに、主観と抽象的な感じで書いた感想文その2
サカナクション DocumentaLy(2011)
もちろん他のアーティストの作品だってそうだとは思うのだけど、サカナクションのアルバムって恐ろしく突き詰められてて、緩みがなくて完成されてるなと思うのだけど、2010年代に入ってその勢いが増したと思ってて
で、これはその2010年代にリリースされたオリジナルアルバム(3枚しか出てないという話はしない)のなかで特に好きな一枚です
集中力の高い楽曲揃いで、踊れる曲もあればニヒルな雰囲気の曲もあって、エモーショナルな曲もあって、エンドレスみたいなあからさまではないけどメッセージ性のある曲もある、でも全体を見るとまとまって整ってる
ただそのなかで、一曲だけぶっこまれたように入ってるドキュメントがたまらなく好きで、夜に散歩しながら聴いてるとサビまんまの気持ちになれるよ
9月の幕張メッセとても楽しみだなあ
チャットモンチー 生命力(2007)
高校の頃しぬほど聴いてたアルバム、今も聴くと元気一発がんばれる気持ちになる
がっつりしたロックバンドサウンドで強くたくましいのに、女の子のしなやかさを失わないチャットモンチーの良さハイパーミラクルなアルバム
この中の世界が終わる夜にを映画で聴いて、とりあえずその曲が入ってるアルバムを、と思って借りて聴いてみて、基本ロックでギターベースドラムの3つで紡いでるのに、いろんな色と表情があったて、ロックってこんないろんな表現ができるんだって驚いた思い出の一枚
あと、10代の頃、携帯の呼び出し音をバスロマンスに設定してて、もちろん曲がかかる人は選定してたけど、今思えばなぜあれほどに甘酸っぱい歌詞の曲を選んだんだろうと恥ずかしさで、頭から冷水かぶりたくなる
レキシ Vキシ(2016)
昨年の夏、仕事終わりに武道館のライブに行った、これがとんでもなく豪華なライブだった
まずセット、巨大な仏像がステージ中央に鎮座ましましていて、出演者がその中から出てくる仕組みで、まるでバラエティー番組
あとはもう豪華すぎるゲストが次から次へと出てきて、ハナレグミにはじまり、キュウソネコカミにチャットモンチー、八嶋智人、きわめつけは松たか子だった
演出やMCも言わずもがな、笑いっぱなしの3時間弱で、帰りは表情筋が痛かった
とにかくそんな最高に楽しかったライブのセットリストの大半が収められたこのアルバムは、とにかくエンターテイメントな一枚で、ファンクだけどポップ、ふざけ倒してるのにしっかりつくられた音で聴いていて飽きない
池ちゃんはあらゆる面において、人を楽しませる天才だと思う、そしてみんなそれに惹きつけられるんだよね
10月の武道館、行きたいな
いっぱい書いて満足したので、とりあえすこの辺でおしまい