今のところ書店員の日記

書きおこしてみたい、考えたこと思ったこと

誰かと夕飯を食べると

しあわせだね

 

それだけでおいしく感じる

お酒のせいだけじゃない楽しさがある

どうでもいい話をしたり、どうでもいい話を聞いたりして、明日にはぜんぶ、忘れてたり忘れてなかったりして

それだけで、その数時間だけでその人とまたすこし仲良くなった気がしたりして

そう思えた人とはまたご飯食べに行こうって思える、楽しくてしあわせな世界

 

ひとりでご飯を食べるときって、大抵、この栄養を取らないとなんか偏ってるし、明日動けなくなるかもなとか、外食とかコンビニとかスーパーとかで買ったものでも一応なんかこう、わたしが生きるための食べ物だなって思って選んで食べている

昨日食べたのと同じものは、あんまり食べない

 

でも、誰かといるときは、純粋にその人が食べたいと言ったものをつくったり、わたしがこれが食べたいと思ったものをつくったり

メニューを見て食べたいなと思ったものを選んだり、その人が食べたいと言ったものを選んだり、それが楽しくて、そのときの食べ物はただおいしい

 

わたしはひとりでご飯を食べることがどうしてこんなに悲しくなってしまったのだろう

ひとりでいるのが好きなくせに、ひとりで食べるご飯の、たまに気づく、さみしくて悲しい味に、ちっとも慣れないのはどうしてだろう