今のところ書店員の日記

書きおこしてみたい、考えたこと思ったこと

健康診断

本日は仕事こそ休みですが、わざわざいつも仕事に行くよりもはやい時間に家を出て、健康診断に行ってまいりました

 

おかげさまで、健康そうです

採血は上手な看護婦さんにやってもらえたので痛みもなく、身長も体重もほぼ変わらず

触診のときくすぐったくてニヤニヤ笑ってしまって、変な空気になったことくらいしか、特筆すべきことも起こりませんでした

あとはそうだなあ、待合室でうとうとしてるのが何故だか最高に気持ちよくて、永遠に呼ばれなくてもいいと思いました

 

午前中のうちに診断が終わったので、呑気に診断所の近くにある展望フロアのある高層ビルに登り、外国人観光客の会話に耳をそばだてつつ東京の景色をぼんやりと見つつ、お昼は何食べようかなあなんて考えながらネットでお店を探し、 お店を決めてからエレベーターで地上に降りて、都会のOLやサラリーマンに混じってひとりランチをかましてきました

入ったのは程よく年季の入った洋食屋さん

何を言ってるのかほとんど聞き取れない話し方のアジア系の外国人店員さんと、どっぷりと太っていて、エプロンの後ろのボタンが完全に開け放たれているご主人の2人で回しているお店で、カウンター席には1人女性の先客がいました

オムライスを注文して待っていると、外国人店員さんが何やらボソボソと言って(おそらくスープですと言った気がする)、黒塗りの木のお椀に入った見た目はほとんどお味噌汁なスープをカウンターに置きました

これは、やはりすごくお味噌汁に見えるなあと思いつつ一口飲んでみると、おそらくベースはお味噌汁なのでしょうが、洋食屋さんらしくなにかブイヨンのようなコンソメのような風味がしました

具は大根とにんじんとベーコンと油揚げ

あらゆる汁物の要素が渋滞してますが、不思議とすべてが調和していてじんわりとした美味しさでした

 

スープに口をつけていると、スーツ姿の男性がお店に入って来ました

どうやら近所にお勤めらしく、首から社員証らしきストラップ付きのケースを下げて、手ぶらできていました

普段わたしは仕事でのランチで外に行くことはないので、まさに、な光景だなあと思いました

 

間も無くして、大皿が運ばれてきました

のっているのはサラダ、そしてオムライス

オムライスはたっぷりと大きくて、トロトロの卵がケチャップライスの上に毛布みたいにかかっており、さらにその上にデミグラスソースがかかっていました

グリーンサラダにはフレンチドレッシングがかかっていて、どこか懐かしいマカロニサラダが添えられてました

味の方はと言うと、、優しく懐かしく、みんなが好きなあのオムライス、という感じでとても美味しかった!

卵は見た目通り外はトロトロのぷるんぷるん、中はふわふわのぷるんぷるんで、食べてる途中に気づいたのですが、ほんのり甘みがありました、これがなつかしさの元かな

デミグラスソースも煮込まれた野菜やお肉の味がして強すぎないけど、アクセントになってました

ケチャップライスはどかーんとたっぷりご飯茶碗1.5杯分はあるかという量で、男の人でもこれなら満足だろうなあ

 

たっぷりの量のオムライスを平らげて、既にお腹はいっぱいだけど、最後に残りのスープを飲み干して完食、ごちそうさまでした!

 

昼食後はふらふら歩いて公園でぼーっとしたり、百貨店や服屋や本屋を見て回りました

百貨店では、手の出ないようなきらびやかなハイブランドのバッグや靴や洋服やアクセサリーや化粧品を、きれいだなあ素敵だなあ手が出ないなあと思いながら見て回り、他には特に欲しいわけでもないけれど食器や調度品を品定めしたり、歴史ある建物なのでところどころに残るモダンなアール・デコの装飾をちらちら見たりして、飽きた頃に屋上に行ってベンチに腰掛けて曇り空を眺めながらお茶を飲みました

 

その後百貨店を出て服屋をぶらぶらして、本屋に行きました

いくつか頼まれていた本を買い、案外重くなってしまったので自分の本は買わずに出てきてしまいました

その頃にはすっかり夜の帳が下りており、本格的に電車が混んでくる前に新宿を後にしました