今のところ書店員の日記

書きおこしてみたい、考えたこと思ったこと

夏の終わりの

雨に濡れて鈍く光る地面とか

 

ベタつかなくなってきた夜の空気とか

 

朝玄関を出たら外が案外涼しくて驚いたとか

 

公園の砂場に少し混じってる花火の燃えかすとか

 

スーパーの果物売り場でみかけた梨や葡萄とか

 

去年の夏は何してたとか

 

今年の冬はどこへ行こうとか

 

水色とか白の半袖のブラウスをいつしまうとか

 

いつの間にか蝉じゃなく鈴虫の鳴き声になってたとか

 

もうコンビニでおでんが売ってたとか

 

 

そんな風にこれからも、なんども夏の終わりを迎えて、なんども同じことを忘れたり思い出したりして、生きていくのだと思う

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